年末年始の顛末
今年も大晦日には、いつもの面子を集めて鍋を囲んで年越し宴会を開催する。
今回は旅行に行かない分だけ鍋の材料に金を掛ける事になった。ネット通販で購入した高級あんこう鍋セット12000円也を取寄せておいたのだ。
開始時間の31日20時辺りに鍋が出来上がるように下準備を始めることにしたのだが…。
セットを箱から出してみると昆布と鰹節が入っている。つまり、だしを取る所から始めるのだっ。さすが高級鍋セットw本格的である。同封されていたレシピを片手に見ながら調理を進めていく。
これによると、だしを取り塩で味を調えた後*1、一度冷ましてから土鍋に移して再沸騰させる…とか、先にあんこうを入れて煮込み、最後の段階で野菜を入れる…等々の高級料亭鍋ならではの一手間があれこれと書かれていた。いつもならだしは出来合いの物を使うし、魚と野菜は同時に煮込んでしまう所だ。
こういったレシピは保管して今後も参考にしよう。
で、毎度の事ながら予定時間に集まりやがらねぇorz。
最初の客が到着したのは21時近くになってからであった。しかも一番遅れる予定の奴が一番乗りであるw。そして最初に来て手伝う予定の人が寝過ごして最後に到着した*2。
こんな調子でなし崩しで宴会が開始される。各自、手酌で持ち寄った酒を飲んで鍋をつつき始める。私も食べてみるが…。
う、うまーい!こ、こんなに違うものなのか。この金額は伊達じゃなかった。特にあんこうのキモに特製のぽん酢を付けていただくのは絶品だったといっておこう。
やがて酒も進み、格闘技と紅白をザッピングしながら益体も無い事を語る。鍋は残り汁を用いての煮込みラーメンへと生まれ変わりつつあった。これも実に美味い。それも食い切った頃、テレビの時報が新年を告げた。改めて新年の挨拶を兼ねて乾杯をする。
ふと横を見ると、友人の持ってきていたXBOX360*3には、宴会を欠席した筈のIBKが取り付いて外人相手にFPSゲームをしていた。私が覚えているのは其処までだ(時刻は恐らく1時頃)。
翌日、炬燵の中で目覚めた私は死屍累々の面々と、まだ外人相手にゲームをしているIBKを目撃する事になる。二日酔いを認識しながらも2階の寝床まで歩いて行き再び泥のように眠る。
再び目覚めるとすでに皆帰った後で、私は一人皿洗いに取り掛かるのであったorz。
企業移籍 POFへ
オープンβも半ばに入り、ヨチヨチ歩きの初心者から曲りなりにもPvPで撃破を取れる様になっていたこの頃、リアル友人達も次々とJMへ参戦してある時は協調してトリッカーを狩り、ある時は各自でレベルアップを図りながら各地をうろつきまわっていた*1。
ある日、その友人達が「試しにPOFに見学に行って見ない?」と持ちかけて来た。私もそろそろリトリでの狩りにマンネリを感じていたし、「POFならお使いミッションが楽にこなせる」との噂を聞いていたのでその誘いに乗ってみる事にした。
SYで企業ポイントを買取っているNPCに全てのポイントを売り払い3万程度の金を受取り、無限大公社を退社。無所属になったついでにカワンジャで適当な装備を買い込み、一路P3へと向かった。
P3のPOF本社で入社手続きを済ませ、今度は無事に入社試験を済ませると早速周辺部の観光をしてみる事にする。まずはエボスからリーフォルへ向かい大瀑布を見に行く。
当時のリーフォルは崖から見える風景の美しさとは裏腹に、大量の中型ハウンドやエイプ、フラッターの沸く中々危険なMAPであった。しかもあの頃のエイプはMGで狩る事は困難でハンマーを装備した狩人たちがわずかに居るだけの比較的人気の無いMAPでもあった。後にここは私にとってJM生活の原点となる場所となる。
一通り観光した後、再びP3へ向かう。試しにお使い味噌を試してみる。POFでのお使い味噌は連結がいい。基本的なルートはP3→P2→P3→SY→P2→P3で戻る頃には最初の味噌をループして受けることが出来る仕組みで、その合間にハウンドを狩ってパーツ交換味噌のグールパーツを稼いでおくといった物具合だった。確かにこれは効率がいい。企業ポイントはどんどん貯まるし金回りもよくなった。しかし、友人達とは全く会わない。リアルにて連絡をとると、「なんかPOF追い込まれてばっかで面白くない。無限に戻る」と言って、すでに無限に帰っていたw。
私はひとりPOFに取り残されたのだ。こうなると天邪鬼な性根が俄然擡げて来て「こうなったら意地でもPOFに残ってやるワイ」と腹を括ってしまった。
私がPOFに居る理由はこんな些細な切っ掛けだった。そして、それはある意味決定的な決断だったのだ。
*1:その内の一人が言わずと知れたIBKその人である
遂に購入した
今日繁華街に言ったついでに
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遂に買ってきたぞぉ
これでまた皆と会えますね。地雷抱えて待ってますw
で、今月も指定口座に15万振り込む。これ以上余分なものを買わない為だ*1。適度に飢えさせるのは士気を高める上では必要だ*2。
明日は大掃除でもやるかもしれない(やれよ俺)。
TrauさんとTritonさんからブラインドタッチバトンが来たのでやってみる
規定:キーボードを見ないようにして
誤字や脱字もそのまま
パックスペースとかクリアは御法度です!
■生年月日をおしえてください。
6月8日
(何年のかはやっぱりヒミツだい)
■TV番組と言えば何?
朝ズバッ1
(ああ、シフトキーを押すのをしくじったぁ。しかし朝からみのは目が覚めるね。濃くてw)
■かっこいい(かわいい)有名人といえば?
リー・アーメイ
(よし!今度は成功。誰?ってフルメタルジャケットのハートマン軍曹ですよ)
■辛いたべものといえば?
しし唐
(変換ミスった。時々当たり(スゲー辛い奴)があるのでドキドキ)
■あなたのチャームポイントを教えてください。
清貧
(貧しさを友として生きて行けると思う)
■あなたの虫に対する思いを教えてください。
無視
(黒くてすばしこい奴も見ない振り。で、コンバットで絶滅戦を仕掛けるw)
■カラオケの18番は?歌手も教えてください。
アリス全般
(何か歌いやすいし、声色似せるだけで上手いと思わせる事が出来るからw)
■5秒で「ブラインドタッチなんか余裕だぜ」と入力してみましょう。
ブラインドタッチなんて余裕ふぁ㊦
…こんな私もDTPで食っていた時代がありました。引退して正解だねorz
■バトンを回す5人を教えてください。
ネット界で知り合いなんて誰も居ませんorz
IBKですら自分のBlogを晒しやがりません。よってここにて打ち止め!
…スマヌo_rz
[JM昔語り]試行錯誤の装備たち
PvPに於ける敗北は、LSGの恐怖感を私に刻印した。LSGの入手は無限社員にはまず無理な話だった。ならば射程外からの攻撃をと思考して、まずはMMGⅠを装備してヴァスに出撃。しかし、MMGはあまりにも脆すぎる。碌に相手にもされずに撃破されたorz。
次に目をつけたのは、頑丈さで定評のあった腕LMGだったが余りのエネルギー消費の大きさに現レベルでの使用は諦らめざる終えなかった。その時、ランク2の昇級ミッションで現物支給されるMRFⅠが安く売りに出されており、偶然2丁ほど買い込んで見た。装備して見るとS腕、S脚、M箱で装備すれば速度が低下しない事を発見。早速ヴァスに出撃して見た。
所々にある樹木に隠れ、大回りに迂回しながら主戦線の後方へ潜り込む。ゲート付近にはまだレベルの若いJunk達がグールを追い掛け回しているのが見える。私は樹木のCGが切れるぎりぎりまで接近して視点をFPSモードに切り替え、射撃を開始する。撃つタイミングはLHGより少々遅いぐらいだった。敵は無防備で自分が打たれている事にも気付かない。
やがて4脚と思われる機体を撃破した。これが私の初撃破である*1。
当時はまだレーダーが実装されておらず、射撃後もじっと森のCGに潜んでいれば、補足されることは稀であったのだ。だが、何度も襲撃を重ねていれば向こうも対策を練ってくる。
5回目か6回目の頃にいつものポジションで射撃を始めると*2明らかに動きの違うJunkが2機程近寄ってくる。POFは狩場に護衛を付けたのだ。こちらは速度重視の装備なので接近されたらもう逃げる以外にない。
だが向こうもそれは分かっているのか、互いに距離を開けて退路を塞ぎに掛かってきた。私は我慢できず、機体を急発進させ離脱しようとしたが…。
「シパーンシパーン」
…またしてもLSGによって瞬殺されたのだったorz。
フリーターにとって「自由」とは何か 読了
- 作者: 杉田俊介
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- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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多くの書評でも言われていたがこの本は在りがちな「フリーター擁護/批判論」等では決してない。それは著者の視線の誠実さが一面的な考えを常に疑い、時には自らの立場すらも容赦なく断罪しようとする。自己にも周囲にも世界にも平等に思考と懐疑の鉈が振り回される*2。だが、その切れ味は鋭いわけではなく、安易な結論を結ぼうとはしない。切った先から鮮血のように反論と逆説が溢れ出てくるのだ。また、第三世界からの搾取の指摘も胸に響いた。私たちはこの国に住む限り搾取の連鎖から逃れることも出来ない。韓国製のコートを羽織り、中国製のジーンズを履き、ベトナム製のフリースを着続ける*3。
その中から掬いだされる展望は「存在権」の確保(それも現状を肯定せずに受け入れた上で)を目指す所からはじめるべき。と締められている(様に感じる)。
最初の就職先を過労によるヘルニアで退職し、その後の再就職もうまくいかず、働くこと自体に懐疑的になっていた私には、目から鱗、金言の宝庫であった。この本は事あるごとに読み返して自分の立ち位置を計測するアンカーとなると思う。
そう、「たたかいは、これから」なのだから。
追記:しかし、時折聞こえる「電波」の記述は続けよう。極論はまた思考の肥やしともなりうるのだし、暗く澱んだ思考もどこかへ放出しないとね…。